琉球古典芸能イベント「えん」4年目迎える

方言ニュース    
2021年5月13日(木)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市の
プラザハウスショッピングセンターで、
毎月開催されている琉球古典芸能を学ぶ
県立芸術大有志による実演イベント「えん」が、
今年で4年目を迎えました。

「多くの人たちに触れる機会をつくり、
気軽に楽しんでもらいたい」という意図で
始まった無料の鑑賞イベントで、
当初は芸大の芸術振興財団助成事業として
スタートしましたが、
現在は「実演の舞台経験を積み重ねたい」との
学生有志の強い熱意で継承されています。

「えん」には「演」「艶」「縁」「援」「宴」の
5つのコンセプトが込められており、
買い物客など50人余が集まった
先月の舞台には男性3人、女性2人が出演し、
「稲まづん節」「早作田節」、舞踊「加那ヨー」
「高平良万歳」など10曲を表情豊かに、
はつらつと演じました。

「若い世代の真剣な姿勢に感動した」
「次回も楽しみ」などの声が寄せられており、
この日の舞台に立った大学院2年の新垣勝裕さんは
「30分から40分の短時間の舞台だが、
実演の積み重ねは財産です。
何よりも会場を提供していただき
感謝しかありません」
と話していました。

次は今月23日と
来月27日に開催される予定です。

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