中学最後の想い出づくりにフェリーで島を一周体験

伊江島と本部間を就航する「フェリーいえしま」で6日、島を1周するクルージングが行われました。乗船したのはこの日卒業式を終えたばかりの伊江中学校の3年生とその保護者や家族らで、「新型コロナウイルスによる行事の縮小や大会などの中止で、思い出もあまりつくれなかったことから最後の思い出をつくってほしい」と村PTAが企画したものです。フェリーは東周りで進み、普段は見ることのない島の北海岸や西海岸の景色を生徒や家族らは堪能し、カメラに収める姿が見られました。途中クジラと遭遇し、背びれが見えると歓声が上がりました。船内での余興も楽しみ、体を張ったコントや3年生担当の先生らのアカペラでの卒業ソングの披露など、楽しいひと時を過ごしました。また、卒業生から先生方へオリジナルの感謝状も贈られました。卒業生の山城建次さんは「このような貴重な体験をさせてくださりありがとうございます。私たちはこの体験を忘れず、伊江島に貢献できる人になれるよう高校に行っても頑張ります」と感謝の言葉を述べました。
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