沖縄県出身の落語家が誕生

2014年6月24日(火)放送分

担当は伊狩典子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄出身の落語家が誕生しました。
読谷村出身の立川笑二(たてかわしょうじ)さん
(23)歳で、今月1日付で
前座(ぜんざ)から「二つ目(ふたつめ)」に昇進し、
落語家を名乗れるようになったもので、
800人ともいわれる落語家で唯一の沖縄出身者です。

笑二さんは高校卒業後、
コンビを組んでいた友人と
大阪のお笑い学校に入学し、
漫才師を目指しましたが、
友人が3ヶ月で帰郷したため
1人で活動することになりました。

その後、落語の面白さに目覚め、
2011年6月に
立川談志(たてかわだんし)門下の
立川談笑(たてかわだんしょう)さんの
2番目の弟子となりました。
1番苦労したのは言葉だということで、
「標準語とも違う江戸の言葉、
 アクセントを覚えなければならない。
 なまっているぞと師匠に厳しく指導された」
と笑う笑二さんは、
立川流で最年少となりますが、
「毎月300人規模の独演会ができる
 談笑師匠のようになりたい。
 早く真打ちになって、
 沖縄で独演会を開けるようになりたい」
と夢を語っています。
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