彼岸に合わせ県産キク出荷最盛期

方言ニュース    
2021年3月15日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

3月の彼岸に合わせて、
県産キクが出荷の最盛期を迎えています。

墓参りや仏壇で飾られるキクは、
新型コロナウイルスの影響が比較的少なく、
予約注文は順調だということです。

定期航空便に加えて、10日とおとといには
ANAカーゴの貨物専用機が、
きのうは日本航空の臨時便が運行しました。

3月のキクの出荷数量は、
苗の植え付け時期の去年10月に
大雨が降ったことや12月の日照不足で、
キク類が前の年の同じ時期に比べて
12%減の18万2千ケース、
葉ものなどその他は前年並みの
1万ケースを予定しています。

出荷金額は15億円を見込んでいます。

キクは冠婚葬祭の小規模化で、
需要は減少傾向にあり、
特にコロナ禍では
葬儀縮小の影響もありましたが、
「太陽の花」ブランドの
県花卉園芸農業協同組合の宮城組合長は
「お彼岸や別れの節目、新しい門出には、
お花を買い求めてもらいたい。
家庭の中に1輪の花を添えて、
心を癒してほしい」と呼び掛けました。

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