大宜味から与論・沖永良部を結ぶ定期船就航

方言ニュース    
2021年3月8日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

千葉県館山市で海中観光船を運営する
日東商船が、大宜味村の塩屋漁港と
鹿児島県の与論島、沖永良部島を結ぶ
定期旅客船を7月にも就航させます。

1日2往復の2便就航し、
3地点を片道2時間半で結ぶもので、
定期便は、乗客60人の小型高速船「ふじ」の
使用を予定しています。

片道運賃は沖永良部島から与論島間が
1900円、 
与論島から沖縄本島間が3500円、
沖永良部島から沖縄本島間が
4500円を予定しています。

両島の住民が日帰りでも沖縄本島の病院などに
通えるほか、
那覇空港発着の航空便の
利用もしやすくなるということで、
与論島からの航路短縮の観点から、
大宜味村の塩屋漁港を沖縄本島の就航地に
選びました。

大宜見村では、「医師の診療などに
利用できるほか、子どもたちの交流などにもつながる」
として、鹿児島県の両島との
交流促進を期待する声も上がっています。

西田富士雄社長は
「島民を対象にした割り引きなども積極的に
設け、水上バスのように利用してもらえれば」
と意義を語り、
伊江島や伊平屋島、伊是名島など、
北部周辺の離島と本島間の海運についても「地元の意向も聞いていきたい」と、
前向きな姿勢を示しています。

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