高江小 柿の贈り物

2021年1月26日 火曜日
きょうの担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
東村立高江小学校の児童らにこのほど、岐阜県から柿の贈り物が届きました。
送り主は岐阜市在住の竹島喜芳さん54歳で、35年前に訪れた旧高江小中学校の
子どもたちとの交流をきっかけに、2011年から柿を贈り始め、今回で10回目を迎えました。
竹島さんは19歳だった35年前、沖縄を歩いて旅していた際に東村に滞在しました。
村内で1泊した翌朝、村内を歩いていると激しい雨と雷に
遭遇し、心細くなっていたところに見つけた「スクールゾーン」の表記をもとに、旧高江小中学校にたどり着きました。
体育館で雨宿りをしていたところ教員の計らいで子どもたちと給食を食べることになり、雑談をしながら、つかの間の交流を楽しみました。
2011年11月、
「食べ物でいただいた恩を食べ物で返したい」との思いから旬を迎えていた柿を贈り物に選び、自らの手で学校に届け、それから毎年柿を送り続けています。
竹島さんは「柿を送ることで当時を思い出し、温かい気持ちになる」と語り、「高江小の子どもたちが大きくなったとき、他の人にもうれしい気持ちを伝える考えを知ってほしい」と語りました。
宮城達也校長は
「これからも交流を続けていければうれしい」と話しました。    

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