野良ニワトリ「ちきん」引き取り先見つかる

2021年1月25日 
月曜日
きょうの担当は上地和夫さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

那覇市の姫百合橋付近の河川敷に住み着いていた、野良ニワトリ「ちきん」を引き取る人が見つかりました。
保護したいと名乗り出たのは那覇市の真境名由幾乃さん(43)歳で、すでに4羽のニワトリを飼育していると
いうことです。
子どもから「ちきん」に関する記事を教えられ、情報提供者の那覇市の高嶺太一さん(40)歳と共に捕獲用の大きな網と段ボールを用意し
捕獲を試みました。
河川敷の草むらから顔を出した「ちきん」が近づいてきたため、真境名さんが「よしよし、こっちおいで」と話し掛けながら手を差し伸べると、
「ちきん」は怖がる様子もなくそのまま抱きかかえられました。
真境名さんに抱かれた「ちきん」は、安心しているようにも見えました。
その後、那覇警察署を訪れて拾得物保護の手続きを済ませました。
飼育しているニワトリにリードをつけて散歩させるほど、
ニワトリ愛にあふれる真境名さん。「ちょうどもう1羽欲しいと思っていた。
名前は『ぼんじり』に変えようと思っている」と笑顔で語りました。
高嶺さんは「記事を見てペットを遺棄する事例がでなければいいが」と懸念しますが、
動物を捨てる行為は犯罪で、
100万円以下の罰金または1年以下の懲役が課されます。
                  

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