闘牛女子、映画化へ

方言ニュース 
2021年1月19日 
火曜日
きょうの担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。
去年5月に亡くなった闘牛写真家の久高幸枝さんの生涯を基にした短編映画「闘牛女子。」の製作が進められています。
テレビやラジオ番組で活躍するタレントのひーぷーこと真栄平仁さんが、取り組んでいるもので、自身初となる監督作品です。
4月中旬ごろ開催予定の「島ぜんぶでおーきな祭 沖縄国際映画祭」で公開する予定です。
映画のテーマを何にするか考えていた時に、久高さんの訃報が届き、「いつか会いたいと思っていた人だった。
その願いがかなわなかった」
と早すぎる死を惜しみました。
互いにうるま市出身で、
彼女を取り上げるとすれば、他の人ではなくこの自分がと思い、久高さんの代名詞「闘牛女子。」をテーマにしようと決めました。
久高さんの役には、自身が立ち上げた劇団O.Z.E(オゼ)の比嘉あずささんを起用し、去年12月、牛舎やうるま市役所、勝連城跡などで4日間かけ撮影しました。
真栄平さんは「みんなでアイデアを出し合い、脳みそフル回転。生まれて一番というくらいにとても楽しかった」と撮影を振り返り、「久高さんの闘牛への愛を感じ取ってほしい。彼女のことをもっと知ってもらいたい」と願話しました。
そして「いつか長編映画としても撮りたいと考えている」と、天国の久高さんへ思いを込めました。
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