県内の中学校、修学旅行を県外から県内に切り替える動き

方言ニュース11月27日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

新型コロナウイルスの影響で、県内の中学校が修学旅行を県外から県内に切り替えて実施する動きがあります。南城市立玉城中の3年生も九州への修学旅行を取りやめ先月29日と30日の2日間、沖縄本島南部を中心に巡りました。修学旅行に参加した生徒は116人で、貸し切りバスの台数を増やしたり、グループに分けて訪問先の滞在時間をずらしたりなど、密を避けました。2日目の30日には地元南城市のあざまサンサンビーチで、マリンレジャーを楽しみました。中には「バナナボートに乗るのもシュノーケルをするのも初めて」という生徒もおり、普段体験することが少ないマリンレジャーに笑顔を見せました。また、初日には火災で焼け落ちた首里城や、ひめゆり平和祈念資料館などを回り、新城愛音(まお)さんは「コロナの影響で臨時休校など、学校生活を送ることが少なかったので、最高の思い出ができた」と語りました。学年主任の久志奈美子教諭は宿泊については保護者から議論があったとし、「宿泊したいという生徒たちの思いをくみ取り、十分な感染防止策をしながら実現した。生徒たちの笑顔にほっとした」と安堵(あんど)の表情を見せました。

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