我が人生に悔いなし 記念誌発行 嘉手納町 渡口さん

 方言ニュース  
2020年12月22日
火曜日 
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

嘉手納町商工会が法人となって初の会長を務め、町議会議員などを歴任した読谷村在住の渡口彦信さんがこのほど、
波乱に満ちた人生をつづった記念誌「我が人生に悔いなしⅡ」を出版しました。
写真集、新聞記事、賞状の3部構成で渡口さんのこれまでの歩みを多角的に記録しています。
故郷の本部町備瀬での生活から過酷な沖縄戦での体験、妻との出会い、企業家、政治家としての歩みをつづった自叙伝「我が人生に悔いなし」に続く第2弾で、長男と次男を中心におよそ1年かけて完成させました。

このうち写真集では幼少時代から就職、結婚などプライベートの一場面や、企業人としての側面、議員活動の記録も掲載しまた。
また、熱心に取り組んだ社会貢献活動や議員活動、 自身の戦争体験や、2017年に現地で初めて開かれた
ハワイ県人捕虜慰霊祭への思いなどを取り上げた記事を紹介しています。
渡口さんは「沖縄戦で奇跡的に生き残った者の使命がある」と語り、
今後も、戦争で犠牲になった御霊の供養をすることや、社会のために尽くすこと、平和の尊さを次世代に語り継ぐことを人生のモットーにしたいと強調し、「たくさんの思い出と記録が一冊にまとめられ
感無量だ」と語りました。

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