沖縄市で元気な四つ子の子牛誕生

方言ニュース   
2020年11月30日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄市池原にある大湾畜産の牛舎でこのほど、
四つ子の子牛が生まれました。

管理する大湾守一さんによりますと、
四つ子誕生は極めてまれで、
さらに母子ともに健康な状態も
珍しいということです。

牛の世話に関わって20年という大湾さんは
「牛は1回の出産で
1頭ずつ生まれることがほとんどだ。
四つ子の誕生は聞いたことがなく、
びっくりしている」
と驚きを隠しません。

四つ子を産んだのは
黒毛和牛の「れい」10歳で、
今年2月ごろ、妊娠鑑定でエコー検査をした際、
4頭の妊娠が判明しました。

双子以上になると、
死産となる可能性が高くなり、
母胎への負担も大きくなることから、
獣医師も心配していました。

今月1日午前7時半ごろ、
陣痛が始まりましたが、
時間がたってもなかなか産まれず、
獣医師を呼びました。

牛舎には大湾さんの家族や獣医師が
集まって連携し、1頭ずつ引っ張り出し、
午後2時ごろ、4頭の出産を終えました。

3頭が雌、1頭が雄でした。
大湾さんは
「新型コロナウイルス感染症の
暗いニュースが多い中、うれしい出来事だ。
これからも健康に育ってほしい」
とうれしそうに話しました。

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