方言ニュース 2020年8月18日(火)
きょうの担当は宮城葉子さんです。
琉球新報の記事から紹介します。

地域ならではの「しまくとぅば」を後世に継承していこうと、
読谷村は教材本「読谷村のしまくとぅば2~おばあが語るどぅーよーじょー」を
まとめました。

子どもの成長や地域の行事に迫った第1弾が好評だったことから、
第2弾の制作が期待されていました。

シリーズ2冊目となるこの本では昔から生活の知恵として親しまれてきた
民間療法に焦点を当てています。

内容は①病気と手当、②元気の出る食べ物、③病気や介護に関する言葉、
④病院でのしまくとぅばの4部構成。

例えば「頭痛(ちぶるやみー・ちぶるやん)」の項目では、軽い頭痛は「なまちぶるやん」、
頭が割れるようなひどい痛みは「わりやん」と表現するなど、しまくとぅばを使った用例を紹介しています。

調査員として制作にかかわった宮城さんは「本の制作を通じておじい、おばあが普段からいかに病気にならないように
予防に力を入れていたかが分かった。
現代の健康志向に通ずるものがある」と目を輝かせました。

村史編集室の儀保係長は
「独特の言い回しや表現までこだわった。
しまくとぅばの豊かさを感じてもらいたい」と多くの活用を呼びかけました。

全32ページで県内の図書館や市町村担当部署、教育関係機関などに配布するということです。
再生