サンレレPR 県出身アーティスト 動画作成

方言ニュース   
2020年10月13日(火)

きょうの担当は宮城葉子さんです。
三線とウクレレを融合した沖縄生まれの楽器「サンレレ」。その魅力を広く知ってもらおうと、楽器の提案者であるディアマンテスのアルベルト城間さんや開発者の三線工房マチダヤが、8月30日を「サンレレの日」に制定し、合わせて、サンレレを愛用するアーティストなどによるメッセージ動画も完成させました。
アルベルトさんの「こんな楽器があったらいいな」という提案から、10年に及ぶ試行錯誤を経て2009年に
完成したサンレレ。
ウクレレのボディーに三線の棹を持ち、三線特有の単音とウクレレの和音が織りなす
独創的な音色が特徴で、
沖縄を拠点とするアーティストを中心にファン層は着実に広がりを見せています。
一方、動画には「いーどぅし」や「きいやま商店」のリョーサさんなどの
アーティストだけでなく、
芸人の「ありんくりん」らも出演し、サンレレへの思いや音色を披露しています。
マチダヤの町田宗男取締役は、弾く人も、奏でられる音楽もバラエティーに富んでいることから面白さがある」と分析し、「サンレレを知ることが、沖縄の音楽や文化を
知るきっかけになれば」と述べ、今後は記念日にコンサートなどを開催し、発祥の地・沖縄から世界に発信していきたいと意気込んでいます。
           

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