那覇西高校水泳部 仲間と一緒に献血へ

方言ニュース   

2020年9月7日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県立那覇西高校水泳部の2年生メンバーらが
このほど、那覇市久茂地の
くもじ献血ルームで献血しました。

新型コロナウイルスによる臨時休校のさなか、
「部活ができないなら社会貢献を」という
マネジャーの玉城笑来さんの呼び掛けに
部員が応じたもので、
献血したのは玉城さんと水泳部員7人のほか、
那覇高校に通う玉城さんの双子の妹の
夏祈さんの合わせて9人です。

玉城さんは看護師の母親から
「コロナ禍で血液が不足している」
との話を聞き、献血に興味を持ちました。

4月に1人で献血を試みましたが
怖くてできなかったということで、
部活動の仲間と一緒なら献血できると思い、
LINEでメッセージを送ったり、
呼び掛けたりして賛同者を集めました。

夏休み明けも臨時休校で練習ができない中、
部活動の顧問から
「部活ができるのは世界が平和だからだ。
コロナ禍でも自分にできることを考えて」
と言われたことも後押しとなりました。

献血当日、玉城さんは先陣を切って挑戦し、
「怖かったけど、みんなの方が怖いと思い、
一番最初に行った。
終わってみると全然痛くなかった。
次回献血ができるのが楽しみ」と話し、
部員らは「自分の血が困っている人の役に立つ」
と達成感を口にしたということです。
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