中城小学校でリモート読み聞かせが行われる

中城小学校でこのほど、読み聞かせサークル「くれよんの会」によるリモート読み聞かせが行われました。

新型コロナウイルスによる休校や活動自粛で、20年間続く週1回の読み聞かせも中断を余儀なくされ、児童も長引く自粛で思うように遊べず、制限される日々を過ごしている中、「絵本の読み聞かせを聞いているひと時だけでもストレスの軽減になれば」と感染症対策を整え、初の試みに取り組みました。

27人の会員のうち4人から5人で放送室から全校児童へ読み聞かせを行い、読み手、撮影者、モニターチェック、音声係が思いを込めて「スイミー」の絵本を発信しました。

4年生の女子児童は「くれよんの会の皆さんが教室に来られなくても、テレビを使って学校のみんなに会いたいと思う気持ちがうれしかった」とはにかんで答え、崎濱陽子校長は「地域の方々の頑張りは、児童や教職員にとっても勉強になる」と語りました。

会員らの打ち合わせは感染予防も考慮し、SNS=会員制交流サイトで行い、読み聞かせ当日、放送室で1回限りの本番を迎える会員らは、連携の強みを自信に変え、地域の子どもたちとのつながりを楽しみながら絵本の魅力を伝えていきます。
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