県内の警備員数 増加傾向 女性警備員不足も

方言ニュース   
2020年8月10日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内の警備員数は
2015年以降増加傾向にあり、
今年は7千人を超える勢いで推移しています。

県警備業協会によりますと、近年、
観光客数の増加に伴うホテルの建設ラッシュで、
工事現場での交通誘導などで
警備員の需要が増え、
大型商業施設の相次ぐ出店なども
全体の警備員数を押し上げています。

15年末に5456人だった警備員数は
右肩上がりで推移し、
昨年末は28・1%増の
6988人となりました。

一方、大型商業施設や空港では
女性警備員が不足しており、
県内の各警備会社が人材確保に
乗り出しています。

県内警備会社大手の
東洋ワークセキュリティ沖縄は
女性管理職登用や制服の刷新などで
女性警備員の募集に力を入れており、
高原社長は「女性であれば、
空港でのボディチェックなど、
男性と女の旅行客両方の保安検査ができる」
と女性警備員の必要性を語ります。

去年9月に管理職に登用された
那覇空港国内線保安警備部のハリソン翼班長は
「警備員はどうしても外で交通誘導する男性の
イメージが大きい。
実はそうではなく、
時間を柔軟に調整できる業務もあり、
ぜひ多くの女性に注目してほしい」
と強調しました。
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