ビーチクリーンで集めたマイクロプラスチックを教材として販売

方言ニュース2020年7月7日(火)
琉球新報の記事から紹介します。

鹿児島県の沖永良部島で毎朝ビーチクリーン活動をしている竿智之さん一家が
拾い集めたマイクロプラスチックを環境学習の教材用キットとして商品化しました。

竿さん一家は6人家族。

2017年に長女のりりさんの夏休みの作文課題をきっかけに
家族で一日10分、自宅近くの海岸でゴミ拾い活動を続けてきました。

一家の活動に共感した人や団体がビーチクリーン活動を始め、
海岸に漂着ごみ専用のごみ箱が設置されるなど、
行政も海岸の美化に力をいれるようになっています。

今回商品化したマイクロプラスチックは波や紫外線によって細かく砕かれ
5ミリ以下の小さな粒となったプラスチックごみです。

智之さんは「講演会でマイクロプラスチックを見せると必ず驚きの声が上がる。
ほとんどの人が実物を目にしたことがない」と商品化のきっかけを語り、
「まずは知ってもらいたい」と話しました。

りりさんは「海洋プラスチック問題に関心がない大人たちにも
見てもらいたい」と訴えました。

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