那覇市、放置自転車対策に条例制定へ

方言ニュース2020年6月24日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

那覇市の沖縄都市モノレール県庁前駅付近で
久茂地川への自転車の投棄が後を絶ちません。

去年4月から今月16日まで4回の投棄が確認されており、
駅の駐輪場を管理する那覇市は防犯カメラの設置や
夜間の照明を明るくすることを検討しています。
 
放置自転車は市内各地で問題となっており、
市は駐輪場を増設するほか、放置自転車を即撤去できる
「放置自転車等防止条例」を今年度末に制定する予定で、
来年度後半の施行を目指します。

また、回収された自転車を駐輪場付近に保管し、
持ち主に引き取ってもらう方針です。

県庁前駅の駐輪場は白線で表示され、
自転車を固定できるパイプも設置されていますが、
投棄された自転車の中には駐輪場の外に止められていた車両もあるとみられ、
最近では、駐輪場外にもおよそ80台の自転車が止められていました。

市は現在、違法駐輪の確認から5日後に市の保管場所へ移動させていますが、
昨年度は市内でおよそ350台を撤去したということです。

一方、防止条例は、持ち主がすぐ自転車を動かせる状況でなければ即撤去し、
返却時に罰金を支払わせる仕組みを検討しています。
駅周辺や中心市街地などを対象区域とし、将来的に拡大する予定です。

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