うるま市の眞榮里さんが伊計島自治会に寄付

方言ニュース2020年6月2日(火)
琉球新報の記事から紹介します。

うるま市勝連平敷屋で「宿&喫茶アガリメージョー」を経営する
眞榮里良人さんが伊計島の自治会を訪れ
伊計島産小麦を活用して自身の店舗で販売した体験型商品の
売り上げの半分を地域に寄付しました。

3年前から自治会が中心となり
50年ぶりに小麦の栽培を復活させた伊計島では
自治会が栽培する小麦は伊計島共同売店のみで販売されてきました。

今年の3月中旬から「宿&喫茶アガリメージョー」で
訪れた客自らが麦を焙煎し挽いた粉を麦茶にして味わうことができる
「ゲスト焙煎×本気の麦茶」として販売を開始しましたが
新型コロナウイルスの影響もあり4月から店舗営業を自粛する中
ネットで体験チケットを販売していました。

平敷屋で昨年11月に店をオープンさせた店主の眞榮里さんは
親交のある伊計島の玉城正則自治会長と
地域づくりを通してさまざまな交流を続けており

今回の寄付を通して「地域の良いものを活用し
自分にできる応援をすることで地域がまた良いものを生み出す。
そういった仕組みにつながれば」と期待を寄せ

玉城自治会長は「いろいろなチャレンジを通して
地域づくりのイメージも具体的になる。
行動し続けることが大事だ」と協力に感謝を述べていました。
再生