県高野連が甲子園中止で代替大会の開催を決定

方言ニュース2020年5月27日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

県高校野球連盟が県独自の大会開催を決定したことを受け、
球児の保護者からは歓迎と喜びの声が上がりました。

また、野球同様に全国規模の大会が中止になった他の競技の関係者からは、
代替大会の開催に向けた後押しになると期待する声もありました。

前原高校野球部父母会の池原堅二会長は
「甲子園中止の報道を受けて3年生の息子は
気丈に振る舞っていたが言葉は少なかった。
なんと言葉を掛ければよいか分からなかったが、
これでまた『頑張ってね』と声を掛けられる」と声を詰まらせました。

県高等学校体育連盟ソフトボール専門部の渡口竜次委員長は
「生徒の頑張りを見てきた教員として、最後の晴れ舞台を中止にするのはつらい。
県高野連の代替大会開催は生徒たちの自信にもなるだろう。
ソフトボールも県独自の大会開催を検討している」と話しました。

同じく代替大会開催に向けて調整中という
県高体連なぎなた専門部の瀬長睦子委員長は
「高野連の決定は私たちにとっても大きな後押しにつながる」と期待し、
「頑張ってきた3年生に何とか最後の舞台をつくりたい」と力を込めました。

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