石垣市 外出自粛要請きょうから緩和

方言ニュース    
2020年5月11日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

石垣市の中山義隆市長は、このほど、
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため
市民に求めていた不要不急の外出自粛要請を、
きょうから緩和する方針を発表しました。

この中で中山市長は
「経済活動や市民生活を徐々に通常に戻したい。
全面的な緩和ではない」とした上で、
「新型コロナショックからの回復プラン」の
第1弾として、
市民や事業者の行動指針を示しました。

市は緩和方針の中で同居家族での
飲食店利用などを例示する一方、
これまで通り「3密」回避や感染予防策の徹底、
島外への異動自粛などを求めました。

飲食事業者には多人数の入店規制や
地元客と観光客の混在回避、
時短営業などを実施するよう要請しました。

また、観光客の来島自粛は継続するとした一方、
長期滞在者であれば感染が確認されても
市内での行動履歴が把握しやすく、
拡大防止に向けた迅速な対応が可能だとし、
宿泊事業者には当面、
原則として長期滞在者のみを受け入れるよう
依頼しました。

市内では先月28日に4例目の感染者が
確認されましたが、
その検体採取日から2週間が経過する9日時点で
新たな感染発生がなければ、
市内の感染拡大はないと判断し、
きょう11日を自粛要請緩和の起点にしました。
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