児童がアルミ缶や古紙集め 首里城再建に寄付

方言ニュース    
2020年4月6日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

首里城再建に役立ててもらおうと、
那覇市立那覇小学校の4年生が
このほど、県教育庁に
12万11174円を寄付しました。 

去年12月、
「首里城再建プロジェクト」を立ち上げ、
朝会で全校児童に呼び掛けたり、
各家庭に手紙を書いたりして
募金への協力を求めて集めたものです。

また、総合学習や社会科の授業で環境問題や
リサイクルについて学んだことを生かし、
児童の家庭や地域の人々らの協力を得て
古紙やアルミ缶を回収し、
業者に引き渡して換金しました。

集めたアルミ缶はおよそ114キロで1万170円で、
古紙は2540キロで2540円に上りました。

授業参観などの機会も利用した募金活動では
10万8464円が集まりました。

贈呈式で代表であいさつした山田舞子さんは
「首里城再建のために使って、おじいちゃん、
おばあちゃんに完成した首里城を
見せてほしい」とお願いしました。

これに対し、平敷教育長は
「皆さんが自ら考えて行動したことは
とてもうれしい。
世の中のことに関心を持って自分で考えて
行動する人になってほしい」
と激励しました。
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