県内稲作発祥の地で田植え

方言ニュース2020年3月18日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

稲作発祥の地とされる受水走水がある南城市玉城仲村渠区はこのほど、
仲村渠稲作会の大城洋介会長や区民と共に下田区の田んぼで稲作の苗を植えつけました。

仲村渠樋川から流れる豊富な水を活用して稲作発祥の文化を復活させようと
2017年に「稲作会」を発足させ、取り組んできたもので、
田植えには山川区長、親子連れの会員らおよそ50人が参加しました。

稲の植えつけには瑞慶覧長敏市長も駆けつけ、
ズボンの裾をまくり上げて稲代に入って苗を取り、
一列に並んで懸命に田植えに取り組みました。

また、父母らと一緒に訪れた4歳児や小学生も、苗を運んだりして作業を楽しみました。

一息入れた瑞慶覧市長は
「5月ごろまでに稲穂が順調に育っているのを楽しみにしている」と語りました。

稲作会では、受水走水の親田で古代米を大切に育てて販売し、
毎年開催される綱引きの費用に充てています。

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