2020年3月17日(火)
琉球新報の記事から紹介します。
うるま市のアミークス小学校でこのほど、
4年生の生徒47人がアメリカの大統領に向けて
手紙を書きました。
去年10月にあった首里城消失の現状だけでなく、
豊かな自然など沖縄の魅力について伝える内容です。
手紙は生徒たちが選んだギフトと一緒に
ホワイトハウスへ送ります。
アミークス小学校では毎年、
「郷土学習」の一環として首里城を訪れていましたが、
去年の消失を受け、
改めて魅力を海外に発信するための取り組みを始め、
先月2月には焼け跡で外国人観光客に英語で聞き取りをしたり、
アメリカ軍基地内の小学生に
首里城の歴史や文化を伝えたりしました。
今回書いた手紙は首里城の状態や
観光業への影響について説明しながらも、
県内に数多くある観光地や伝統工芸品など
沖縄の魅力も紹介するポジティブな内容となりました。
また、ホワイトハウスに手紙と合わせて送られるギフトには、
児童らが校外学習で選んだシーサーの置物やコースター、
ホタル石の雑貨、箸などがあり、
シーサーの持つ魔除けなど、ギフトの説明も添えられています。
男子児童は
「首里城は燃えてしまったけれど、
きれいな海など他にもいいところがたくさんある。
ぜひ大統領にも沖縄に来てほしい」はにかんで話しました。