那覇国際高校の生徒らが嘉手納町の観光産業の活性化を提案

嘉手納町の観光産業の活性化をテーマに取り組む那覇国際高校の生徒らが先月、嘉手納町役場に當山宏町長を訪ね、調査成果を発表しました。那覇国際高校は文部科学省が指定する国際教育校「スーパーグローバルハイスクール」に選ばれており、調査はその一環で行われたものです。調査したのはいずれも2年生の城間ルミカさんら4人で、面積の82%をアメリカ軍基地が占める嘉手納町で、どう観光産業を発展させるかを考察しました。観光施設が少なく、訪問者が少ないことを課題に、野國總管まつりなどの地域イベント開催時に許可申請が不要なイベント民泊などを紹介しました。また、イベントの時だけでは滞在日数が伸びないことから、伝統芸能のエイサーや三線などの文化体験、道の駅かでなの平和学習などもオプションとして加え、広報誌などでPRすることも提案しました。當山町長は「とても参考になる。ぜひ町づくりに生かしていきたい」と語りました。
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