飲酒がらみの交通人身事故 3年ぶり全国ワースト

方言ニュース  

2020年1月13日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

去年、県内で発生した交通人身事故に占める
飲酒が絡む事故の構成率が2・27%となり、
3年ぶりに全国ワーストとなる
見込みであることがこのほど、
県警への取材で分かりました。

県警交通企画課は「大変ショックを受けている。県全体で問題意識を共有し、県民一丸となって
飲酒運転根絶に向け取り組む必要がある」
としています。

県警によりますと、
飲酒絡みの事故は2017年が82件で
死者は6人、
おととしは78件で死者は2人でした。
去年は死者は1人に減少し
過去最少となりましたが、
事故件数は前の年より15件増加し
93件となりました。

県内の飲酒絡みの人身事故の構成率は
1990年の統計開始以降、
全国ワーストが続いていましたが、
17年は1・59%と全国ワースト4位、
おととしが1・76%とワースト2位と
「最下位」を脱却していました。

全国の平均は毎年およそ0・8%で
推移しています。

一方、去年の交通事故死者数は36人で
14年と並び統計史上最少となりました。

バイクによる事故死が多く、
死亡者数36人のうち、
14人が二輪車乗車中の事故で、
そのうち5人は17歳以下でした。
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