方言ニュース2020年1月8日(水)
琉球新報の記事から紹介します。
名護市仲尾区は地域の名所や拝所、
植物などを記した「仲尾散策マップ」を制作しました。
公益社団法人県地域振興協会から30万円の助成を受けたもので、
沖縄初の手掘りトンネルとして1919年に開通した仲尾トンネル、
直径がおよそ2・7メートルの西又ガーの井戸など、
主要12カ所を紹介しています。
地図制作の作業は去年の8月から始め、
区民や市職員、識者らが地域を回ってまとめました。
仲尾は別名で「勘定納」とも呼ばれ、
その由来は琉球王国時代に上納米の保管庫が設置され、
勘定したことに由来します。
仲尾には船が寄港し、その名残を示す係船石も地図で掲載しています。
また、50年代、70年代の仲尾の風景、自生する植物、
羽地内海の魚介類なども紹介しています。
地図を希望する人は仲尾集落センターで受け取ることができるということで、
先月23日に区民らとお披露目した玉城区長は
「地図を見ながら仲尾をぜひ巡ってほしい。
多くの人が訪れたらいい」と呼び掛けました。