西原中学校の生徒らによる自己肯定感向上のための取り組み

「西原中学校の生徒らによる自己肯定感向上のための取り組み」

方言ニュース12月13日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

西原中学校の1年1組33人が主体となった取り組みで、生徒の自己肯定感向上と「人の喜びを自分の喜びに出来る学級」のスローガンを基に始まった「ハッピーカード」が千枚を達成し、生徒らが喜びに沸いています。取り組みは校内で広がっており、生徒や教師が感謝の気持ちを伝え合うツールとなっています。ハッピーカードは、生徒同士や生徒と教師で感謝したいことを紙に記し、教室のボードに掲示します。「内容は「ペンを貸してくれて」「一緒に合唱の練習をしてくれて」「問題の解き方を教えてくれて」など、さまざまな「ありがとう」であふれ、掲示後のカードは宛先の生徒に渡されます。「生徒が積極的で、ボードがあっという間に埋まるんですよ」と笑う永井亮太教諭は、「認める、認められるということは社会で大切。 自分の気持ちを言葉にして伝えるのが苦手な子も多かったが上手になってきた」と話します。また、伊藤琉花さんはカードについて「自分がさりげなくしていることに感謝してもらえるとうれしい。カードを書くために周りの人に目を向けるようになり、優しさや思いやりに気づけるようになった」と笑顔で話しました。

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