県立芸大の移動大学 伊江島で芸能体験

2019年11月19日(火)

琉球新報の記事から紹介します。

県立芸術大学の移動大学が
先月26と27の両日、
伊江中学校で開かれました。

移動大学は芸大の教員や学生らが講師となり、 
地元の人々に芸術や芸能を体験してもらうもので、
伊江村で開かれるのは初めてです。
12回目となった今回は
村内の小中学生を対象に彫刻や紅型、
織遊びなど12の教室を開催しました。

初日は伊江中学校の生徒を対象に
絵画や吹奏楽を指導しました。
参加した児童らは普段、
体験できないメニューに興味津々で、
講師のアドバイスを聞きながら
作品づくりに没頭しました。

このうち粘土アニメ教室に参加した小学2年の男の子は
「粘土で恐竜を作って、すこしずつ形を変えながら撮影して
アニメーションを作るのが楽しかった」と喜んでいました。
また、2日目の夜は農村改善センターホールで
琉球芸能公演が行なわれ、
洋楽の演奏や空手演武をはじめ、
琉球芸能専攻の学生による琉舞などが披露されました。

さらに、伊江島に伝わる
「砂時計」や「雨降花染」などの創作舞踊も披露され、
会場から手拍子が送られるなど、
会場に詰め掛けたおよそ300人の村民は、
華やかな舞台を堪能していました。

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