情報番組の影響でシークヮーサーが品切れに

方言ニュース  2019年10月23日(水)
琉球新報の記事から紹介します。

県物産公社が運営する県産品のアンテナショップ「わしたショップ」で、
シークヮーサー100%の果汁飲料が爆発的な売れ行きを見せています。

県外の直営店4店舗で16日、前の年の同じ日に比べておよそ25倍の1780本、
およそ200万円分を売り上げました。

全国放送の医療情報番組で前日に、
シークヮーサーの成分「ノビレチン」の効用が紹介され、
注目度が高まったということです。

わしたショップは、県内12社から
20種類のシークヮーサー100%飲料を仕入れており、
大量に売れたことで多くの商品が品切れ状態となったため、
物産公社はこの日に航空便で商品を追加発送し、
県外直営店4店舗では翌17日も503本が売れました。

仕入れ元の企業にも注文や問い合わせが相次いでおり、
多くの社で品薄状態となっています。

公社の比嘉徹執行役員は
「1日の売り上げとしては過去にない量。
その他のシークヮーサー商品や県産品の売り上げ増にもつながるなど、
波及効果が出ている」と説明し、
「県内には健康に効果があるとされる食品が多くあり、
訴求のやり方次第でこれだけ売れることが分かった。
一過性の流行ではなく購入者がリピーターになってもらえるよう、
販売促進に努めたい」と話しました。

再生