県内外国客の満足度と課題

方言ニュース  2014年5月28日(水)
担当は上地和夫さんです。

琉球新報のニュースからお伝えします。

県が昨日発表した2013年度国内外観光客の
観光統計実態調査によりますと、
旅行全体の満足度は「大変満足」と
「やや満足」を合わせると96・3%に
達しました。

国内客の一人あたりの観光消費額は
前年度に比べて0・8%増の6万8019円で、
「観光地巡り」が最も多く、
次いで「沖縄料理を楽しむ」、「ショッピング」と続きました。

また、最も良かった食事と改善が必要な食事は
沖縄料理と沖縄そば、家庭料理が上位2位を占め、
エイサーの満足度が最も高かったのに対して
組踊の認知度と満足度は低い水準にとどまりました。

一方、外国人観光客については
空路客の国籍別の一人あたりの消費単価は
中国人の15万2531円が最も高く、
「土産買物費」が8万246円を占めました。

満足度は「おもてなし」が68・1%で最も高いものの、
無料で使える公衆無線LAN「Wi-Fi」が19・3%、
「外国語対応能力」が18・6%と低い結果になりました。

また、沖縄本島におけるクルーズ船の
外国客一人あたりの消費単価は1万8693円で、
空路とクルーズ船の購入商品は
両方とも菓子類が最も多かったということです。
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