方言ニュース 2019・9・18日(水)
琉球新報の記事から紹介します。
外来のガの害虫「アフリカシロナヨトウ」の幼虫が
先月上旬から沖縄本島北部で大量発生し、
牧草やサトウキビに被害が広がっていることがこのほど分かりました。
被害が確認されているのは国頭村と本部町、今帰仁村です。
県内での発生は2010年に国内で初めて確認された多良間村、
竹富町以来で、沖縄本島では初めてで、
気流に乗るなどして中国大陸から成虫が新たに侵入した可能性があります。
葉を食い荒らし畑を丸裸にすることから、
県病害虫防除技術センターは
被害の拡大防止に向けた早期発見を呼び掛けています。
アフリカシロナヨトウが多良間島、竹富島で確認された際には、
冬場の寒さを越せずに収束したと見られます。
幼虫は白色で体長は大きいもので4センチ5からセンチで、
脱皮すると緑や褐色になり、
葉に100個から400個の塊で産卵するため、
早期の局所的な駆除が効果的だということです。
県病害虫防除技術センターの河村研究主幹は
「大発生したほ場では、壊滅的被害が出る。
早期発見に努めてほしい」と話しました。