世界遺産登録へ、児童の絵が航空機などにデザイン

2019年9月4日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

沖縄本島北部や西表島の
世界自然遺産登録を目指す県はこのほど、
推薦地域の小中学生を対象とした
図画コンクールの表彰式を那覇空港の
JTAメンテナンスセンターで開きました。

最優秀作品に選ばれた2点は航空機や
郵便トラック、船舶、モノレール、バスにデザインされ、
これから各地を巡って登録に向けた機運を盛り上げていきます。

図画コンクールは国頭、東、大宜味の3村と
西表島の小中学生およそ千人を対象に実施され、
534点の応募の中から、
国頭村立奥間小学校の6年生の知念芽生(めい)さんと、
竹富町立上原小学校6年生の池村愛音(あいね)さんの作品が
最優秀賞に選ばれました。

ヤンバルクイナと手をつないだ人々を描いた知念さんは
「やんばるの自然や生き物をみんなで守りたい」と思いを語り、
池村さんは躍動感あるイリオモテヤマネコやカンムリワシなど描き、
「絵で自然豊かな島の魅力が伝わるとうれしい」と笑顔を見せました。

また表彰式の後、2人の絵がデザインされた
JTA=日本トランスオーシャン航空の
航空機と日本郵便の郵便トラックが披露されました。

知念さんの作品は機体や車体の右側に、
池村さんの作品は左側に描かれています。
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