那覇市の小学生、犬や猫の殺処分ゼロを目指して団体を立ち上げる

方言ニュース7月26日(金)放送分。
今日の担当は林京子さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

那覇市立壺屋小学校5年生の女子児童5人が、
犬や猫の殺処分ゼロを目指して
団体「わんにゃんレスキュー壺屋小」を立ち上げ、募金などに奔走し、
「動物は悪いことを何もしていないのに殺されてしまっている」と、
協力を呼び掛けています。

手作りの募金箱は9月下旬まで、
ペットボックス那覇店やコンビニなどに設置され、
集まった募金は犬や猫の保護・殺処分ゼロを目指す活動を支援する
「ペットリボン基金」に寄付されます。

5人の女子児童本を通して殺処分の問題を知り、
「気持ちが伝わるはずだから」とあえて手書きで作ったポスターには
「あなたの1円が一つの命に変わります」
「この命 灰になるために生まれてきたんじゃない」
などの思いが込められているということで、
メンバーの田仲未莉(みり)さんは
「自分たちが頑張れば殺処分が無くなるのではないか」
と真っすぐなまなざしで語ります。

協力する店舗も積極的で、ペットボックス那覇店は
「小学生とは思えない行動力に応えてあげたい。
店頭で気持ちを込めて募金してくれる人も多い」と感心しています。

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