戦前の軽便鉄道 一般公開

方言ニュース
2019年6月3日(月)放送分

担当は上地和夫さんです。

琉球新報からお伝えします。

2015年に旭橋開発工事に伴い発見された
戦前の県営鉄道(軽便鉄道)の
「転車台」遺構の移設・保存工事が終わり、
一般公開されています。

転車台は機関車を方向転換させる回転台で
県内では那覇駅にのみ設置っされていたとされています。

転車台の上に機関車が乗った
6分の1サイズの模型と説明板も設置されており、
15日土曜日の10時半と午後2時に
現地解説会が催されます。

転車台の遺構は那覇バスターミナルの
建設予定地で見つかり、
那覇市が施設西の交通広場に移設・保存し、
直径およそ6.8m、高さおよそ1.1mで
中央に回転軸の土台があります。

城間幹子那覇市長は
「転車台の遺構は
沖縄の鉄道・交通の歴史を語るうえで大変貴重な文化財。
交通広場のシンボルとなり
多くの皆様に親しまれることを願う」
と述べていました。
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