国際通りでゴミの不法投棄増加

2019年5月22日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

那覇市の商店街や国際通りで
ごみの不法投棄が深刻な問題となっています。

水上店舗の入居事業者でつくるガーブ川中央商店街組合のごみ捨て場には
昨年から組合員以外の事業所ごみや家庭ごみの不法投棄が増えており、
国際通りではタイヤや家電なども捨てられ
観光客らが座るベンチのそばにごみが捨てられたこともあり
那覇市国際通り商店街振興組合連合会は
「この状況が悪化すれば修学旅行生や観光客が来なくなる」と危惧しています。

ガーブ川中央商店街組合のごみ捨て場への不法投棄は
飲食店から出たとみられるごみが多く、
市は飲食店が営業許可を得るために受ける食品衛生講習会で
ごみ回収業者と契約するか自ら処理施設に運ぶよう周知していますが
順守が徹底されていないのが現状です。

4月にごみ捨て場に鍵付きの扉を設置したことにより若干改善しましたが、
扉の前で不法投棄が続いています。

国際通りに不法投棄されたごみは道路を管理する県南部土木事務所が
道路法に基づき撤去を促すシールを貼り、
その後1週間をめどに歩行者らに影響が出ないよう片付けています。

通り会や警察と連携し不法投棄した者を特定して
引き取らせた事例もありますが、
それでも不法投棄は後を絶ちません。

市廃棄物対策課は不法投棄があった場合、
近隣事業所のごみ処理状況を調査・指導しており、
4月18日から5月15日に調査で事業所を訪問した件数は53件に上り
対応に追われています。
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