那覇市出身の女性がアメリカでバーベキュー店運営

2019年5月8日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

アメリカの国民から愛されているソウルフード、バーベキュー。

那覇市出身のよしえ・ダンニングさん(47)と
夫のロバートさんは7年前、ルイジアナ州ニューオーリンズに、
バーベキューの店「DICKEY‘S」を開店させました。

軍人の夫が突然、『サインして』と
フランチャイズの申請書を持って来たということで、
商売の経験はなかった夫婦にとって
人生の大きな転機だったということです。

未知なる世界に飛び込んだよしえさんは
「オープン当初は、まだ手の掛かる3人の子どもの世話もあり、
寝る間も惜しんで朝から晩まで働き詰めだった。
大きな投資だったので失敗は許されないという思いでいっぱいだった」と語ります。

マネージャーに売上金を持ち逃げされたり、
日本式の丁寧な接客をしたくてもなかなか思うようにならず、
人を雇う事の大変さを実感し自分との葛藤が続きましたが、
夫婦の努力が功を奏し、店は繁盛。

2年前には3号店を開店しました。

「商売の楽しみを味わえるようになってきた今、
いい従業員に恵まれ、店で起こるいい事、嫌な事を共に
シェアできるようになった」と笑顔で話すよしえさん。

将来は沖縄の伝統芸能や工芸を紹介する
文化の架け橋になれたらという夢を持っています。
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