はがきによる架空請求詐欺にご注意

2019年5月1日(水)放送分
担当は上地和夫さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

県内ではがきによる架空請求が多発しており、
県消費生活センターに架空請求に関する
相談が8件寄せられています。

はがきには「総合消費料金未納分訴訟最終通知書」として、
民事訴訟管理センターからの案内であるかのように書かれ、
契約会社などから民事訴訟が起こされており、
裁判取り下げの最終日までに連絡がない場合は
管轄裁判所から裁判日程を決定する呼び出し状が発行されると記載しています。

相談があった8件は、県内各地に住む60代から70代からのもので、
指定された番号に電話すると「いくらなら払えるか」
「登録を取り消すためにいったん振り込みを」などと、
言葉巧みにお金を払わせようとしたということです。

はがきを受け取った那覇市の(79)の男性は
「詐欺のニュースを知っていたので
心当たりがないはがきを見てあやしいと気付いた。
もっと周知して他の人にも知らせてほしい」と話しました。

県消費生活センターは10連休中も相談を受け付けており、
はがきを受け取り、既に連絡をしてしまった人を含めて
誰でも消費者ホットライン「188」に相談できるということで、
「心当たりがなければ、はがきに記載してある
電話番号に決して連絡せず無視してほしい」と注意を呼び掛けています。
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