子供たちの望む島の未来は? こどもしまみらい会議開催

2019年4月16日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市の島しょ地域の平安座、浜比嘉、
宮城、伊計に住む子どもたちが集まり、
自分たちの住む地域について意見を出し合う
「こどもしまみらい会議」がこのほど、
平安座公民館で開かれ、
彩橋小学校の4年生から6年生の
合わせて18人が参加し、
思い思いに島の未来を提言し合いました。

主催はホールアース自然学校で、
「島の子どもたちが描く未来像を生の声で」
との思いから、彩橋小中学校や地域、
保護者の協力を得て
子ども会議が実現しました。

会議で子どもたちは方眼紙を床に広げ、
おやつを頬張りながら、
自分たちの住む島についてペンを走らせ、
「思い切り体を動かせる公園」
「お店で文房具を売ってほしい」
「小中学校が復活してほしい」
などの声が上がりました。

一方で、大型スーパーなどの設置や
急激な観光客の増加を望む声は
出てきませんでした。

進行役を務めた田中啓介さんは
「子どもたちが将来、
『うるまで育った』と語る時に
どういう気持ちなのか。
地域を『預かる』僕ら大人の責任は大きい」
と話し、今後は会議の内容をまとめ、
新聞形式で島内のすべての家に配布し、
子どもたちが直接行政へ声を届ける場も
設けたい考えです。
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