不適切な違反切符交付、59件

2019年3月14日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。
県警交通企画課はこのほど、
2012年1月から1去年3月までの期間に交付した道交法違反での交通反則切符3889件の調査結果を発表しました。
その結果、進行方向の規制がないにもかかわらず、
違反切符が交付されていた事例は県内41カ所の交差点などで59件確認されました。
県警によりますと、道路の新設や改良工事の際に公安委員会による進行方向規制が適切に行われていなかったことが原因だということです。
県警によりますと、無違反にもかかわらず取り締まりが行われていたのは
与那原西交差点で9件、那覇市の松山交差点で5件、南風原町の兼城交差点で3件、
那覇市の久米南交差点で2件、真嘉比小東入り口交差点で2件などあり、
全対象者に違反の取り消しと反則金の還付を進めています。
去年6月に那覇市の真地交差点での無違反取り締まりが発覚したことを受け、
県警が調査していたもので真地交差点では2016年3月からおよそ2年間で153件の無違反取り締まりが行われていました。
県警は今後も県内の信号機設置交差点の道路標示と規制内容を確認していく方針で、
指定通行区分違反で取り締まる際は、公安委員会による規制内容を確認してから取り締まるよう県内各署に通達しました。

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