「空手・古武道を世界に」 徳村賢昌さん最高位認定

2019年3月12日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

古武道徳身流総本部徳身館の館長を務める
徳村賢昌さん(77)歳が
琉球伝統古武術保存式道協会の最高位
範士十段に認定され、
このほど、うるま市平敷屋公民館で祝賀会が開かれ、
「私の健康が続く限り、国内外を回り
沖縄の伝統空手、古武道を指導していきたい」
と決意を述べました。

徳村さんは1957年から空手や古武術を学びました。
1998年からはアメリカでセミナーを開催するなど、
アメリカをはじめヨーロッパや南米など世界各国で
沖縄の伝統空手や古武道を指導し、
世界中で門下生を輩出、
世界に4千人の弟子を持っています。

2013年には、
アメリカ・ケンタッキー州に貢献した人に贈られる
栄誉称号「ケンタッキー・カーネル」が贈られました。
祝賀会には、200人余の関係者が集まり、祝いました。
徳村さんは、空手、古武道に出会い
「勇気ある人間になり、健康維持にもなっている」
と感謝を述べた上で、
「世界に通ずる古武道をいつまでも続けていきたい」
と語りました。

琉球伝統古武術保存式道協会の
仲本喜一会長(90)歳は
「自分のことのようにうれしい」と語り、
さらなる活躍に期待を寄せていました。

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