地域の伝統文化を体験して学ぼう 出前授業開催

2019年3月5日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の紙面からお伝えします。

宜野湾市大山のはごろも小学校体育館で
真志喜区自治会や
琉球大学教育学部のボランティアによる
出前授業「受け継がれる真志喜大つなひき」が開かれました。

出前授業は、
「地域を守る」をテーマにした社会科学習の一環で
はごろも小学校の3年生158人が
真志喜地区で守られてきた大綱引きの歴史や特徴、
魅力を多角的に学びました。

真志喜の大綱引きは、五穀豊穣や子孫繁栄を願って
旧暦6月15日のウマチーに合わせて実施されており
大綱をぶつけ合う「アギエー」は県内でも珍しく
毎年、区内外から多くの観客が見物に訪れます。

授業では、体育館に設置された大きなスクリーンを使い
クイズなどが出題され、児童らは元気よく手を挙げて回答。
大綱を編む作業や、道ジュネー、旗頭の実演も行われ
真志喜の綱を使ったお守り作りにも挑戦するなど
楽しみながら地域の伝統文化について学んでいました。

波平尊君9歳は
「旗頭がかっこ良かった。いつかやってみたい」
と声を弾ませ、
山内結愛(ゆめ)さん9歳は、
大綱の長さが30メートル、
重さが2・5トンあることに驚きながら
「今年はお祭りに行ってみて
迫力の綱引きを間近で見てみたい」と話していました。

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