大正時代の給食はおいしい!? 渡嘉敷で給食テーマに試食会

2019年2月5日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

渡嘉敷小中学校はこのほど、
渡嘉敷村の座間味村長らを招き、給食試食会を開き、
学校給食が始まった明治から現在までの
各時代の献立を紹介しました。

これは村学校給食調理場の
玉城恵子栄養教諭が企画したもので、
「昔の学校給食について知ろう」がテーマです。
明治、大正、昭和の給食を調理再現し、
平成の給食も提供し、大正時代の給食献立では、
「五色ご飯、揚げ豆腐、白菜のごま和え、
栄養味噌汁、牛乳」を提供しました。

座間味村長ら招待者は脱脂粉乳、瓶入り牛乳、
現在の県産100%生乳を味の違い、
においや色を確認しながら味わいながら、
「みんなで一緒に食べると楽しくておいしいね」
と話し掛け、児童生徒は、
おいしそうに残さず食べていました。

このうち、小学6年の男の子は
「お母さんの作る食事も学校の給食も
同じようにおいしい」とにっこりし、
小学5年の男の子は
「大正時代のおにぎり給食がおいしかった。
お代わりできたらいいな」
と笑顔を見せていました。

また、玉城教諭は
「学校給食は昔と違い、子どもたちが望ましい食習慣や
食に関する正しい知識、実践する力を身につけるための
重要な役割を担っている」と強調しました。
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