辺野古のレストラン「ワシントン」 名物復活

方言ニュース  
2019年1月21日(月)放送分

担当は糸数昌和さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

1959年に創業し、2000年まで営業していた
名護市辺野古のレストラン「ワシントン」がこのほど、
名物のタコスとタコライスの販売を15年ぶりに再開しました。

初代の玉利栄次郎さんとトヨさん夫妻から、
味を引き継いだ長男の朝輝さんと妻の明美さんが
手作りの味を復活させたもので、
経営が軌道に乗れば、今後他のメニューも復活させる予定で、辺野古区がにぎわい、
活性化する将来を描いています。

栄次郎さんはトヨさんと二人三脚でレストランを切り盛りし、
「あの時はすごかったよ。
1日2回パーマ当てよったよ」と、
辺野古の街が潤っていたと振り返ります。

「今の自分がいるのは、両親がアメリカ兵相手に
商売していたから。
シュワブがあったから、子どもたちを育てることができた」
と感謝の気持ちを両親にささげる朝輝さんは、
辺野古で飲食できる場所を増やすことで、
昔のように多くの人で辺野古がにぎわうと考えており、
「たくさん店ができることで、
多くの人が辺野古を訪れるようになる。
一歩一歩始めたい」と話しました。

明美さんも「辺野古に来たら楽しいことがあると知ってもらいたい。
新基地とは関係はなく、
辺野古のいいところを見てほしい」
と笑顔を見せていました。

再生