印刷料金が値上げ

2019年1月17日(木)
担当 上地和夫先生

琉球新報の記事から紹介します。

県内の印刷業者120社が加盟する県印刷工業組合は
製紙メーカーが印刷用紙を値上げしたことに伴い印刷料金も値上げする方針を発表しました。

用紙の価格は10%から20%以上の上昇で
印刷料金の値上げ幅は印刷物の種類や部数などによって異なり
今月1日以降に入荷した用紙を使用した印刷が値上げの対象となります。
値上げは紙の原料となるパルプの価格が上昇しているほか
運送業界で労働力確保のための賃上げが
行われていることなどが背景にあるとしています。

用紙の値上げは2015年以来となりますが
県印刷工業組合は「今までにない上げ幅」と指摘しており
今後、加盟企業を通じて顧客に文書を送付して状況を説明します。

県印刷工業組合によりますと
印刷業者でも人件費や流通コストが上昇傾向にあり各社の経営を圧迫しているということで
喜久里均理事長は
「印刷業界はコストを削りながら営業をしてきたが今回の値上がり分を吸収することは難しい。
印刷料金を値上げする必要がある」と理解を求め
用紙が値上がりすることに関しては
「メーカーからの一方的な通達で印刷会社に相談がなかった」と不快感を示しています。
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