自身のルーツの地で文化学習 県系・新垣アラセリさん

2018年12月18日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

南風原町海外移住者子弟研修生として
9月からおよそ3ヵ月間
日本語や琉球料理、三線などの沖縄の文化を学んだ
アルゼンチン出身の新垣アラセリさん31歳の
修了式と送別激励会が
南風原町立中央公民館で開かれました。

グラフィックデザインの経験がある新垣さんは
紅型や折り紙にも興味を示し、
紅型は色付けだけではなくデザインからすべて
1人でできるまで取り組みました。

研修会では紅型などの作品が展示され、
三線の演奏も披露しました。
新垣さんは
「アルゼンチンから遠く離れた沖縄に
家族がいると分かってとてもうれしかった」と振り返り、
親戚や友人、研修の先生らに感謝。

「アルゼンチンでは家族が少ないが
沖縄でたくさんの親戚に会えて
ウチナーンチュや家族のことを
たくさん学べて本当によかった。
この研修で学んだことや出会った人のことを
いつまでも忘れない」と話していました。

新垣さんは12月9日に沖縄を発ち
アルゼンチンへ帰国しました。

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