沖縄盲学校の生徒が南部農林高校で畜産・農業体験

「沖縄盲学校の生徒が南部農林高校で畜産・農業体験」
方言ニュース11月30日(金)放送分。
今日の担当は糸数正和さんです。
方言ニュース 琉球新報の記事からお伝えします。

沖縄盲学校の幼稚部と小学部の園児・児童14人がこのほど、
豊見城市の南部農林高校を訪れ、畜産や農業について学び、
子どもたちはニワトリや豚、牛などと触れ合ったり、
芋の収穫体験をしたりしながら、命の大切さを感じた様子でした。

沖縄盲学校は毎年、南部農林高校で同様の取り組みを実施しており、
最初は怖がってニワトリを触れなかった児童も、
高校生や先生たちが励ますと最後は優しく触れられるようになり
「雄より雌の方が小さい」など、気付いたことをうれしそうに話しました。

また、児童から「なぜこの学校に進学したの」などの質問が挙がると、
高校生たちは「動物がとても好きだからこの学校に決めた」と丁寧に答え、
「ニワトリの寿命はどのくらいか」の質問には
「毎日卵を生めるのがおよそ2年か3年で、
その期間が終わったらウートートーして食べる」と答えていました。

小学部5年生の男子生徒は
「雌と雄のニワトリの鳴き声が違うことに驚いた」と語り、
子どもたちを案内した生物資源科畜産資源コース3年の男子生徒は
「みんな好奇心旺盛で、触ったり声を聞いたりして気付くことが多いと感じた」と話しました。

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