サバニに乗って、うみんちゅ文化に触れよう!

2018年12月4日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

廃棄されて使われなくなった木製のサバニを
みんなで直して乗るプロジェクト
「帆掛けサバニ修繕プロジェクト」。

「帆掛けサバニ修繕プロジェクト」は
住みよい地域社会の実現のために
自主的に取り組む団体を応援する
「2018年度糸満市市民提案型まちづくり事業」
に採択されたプロジェクトです。

代表の上原達彦さん35歳は
プロジェクトの立ち上げについて、
「糸満のうみんちゅ文化の象徴でもあるサバニに
こどもの頃から触れてもらい、乗船体験を通して
地域の文化や次の世代につなげたいと思った。
でも、サバニを借りるのと気を使うので
自由に使えるサバニがあればいいなと考え
レースで使われなくなったサバニを譲り受けた」
と話しました。

サバニは、こどもから大人までおよそ30人で
2カ月がかりで修繕作業を行い、
10月14日に糸満市から瀬長島間の試乗を終えています。

今後の活動については
「帆掛けサバニは、天気や雲の動きを見たり風を感じたり
自然や環境を考える教育的な要素もある。
地域の子供たちや関心のある人たちのために
最低でも月に1回は無料乗船体験をしたい。
子供たちのクラブチームも立ち上げる予定で
サバニの名前と参加する子供たちを募集したい」
と話しました。
再生