街中の梵字を探して うるま市の古堅さん自費出版

2018年11月27日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

うるま市在住の元教諭・古堅宗久さん82歳が
県内の屋敷内や街角にある梵字(ぼんじ)が刻まれた石碑に
焦点を当てた写真集「梵字碑」を自費で出版しました。

梵字は古代インドの文字で碑は
魔除けやご利益を求め、建てられたとみられており
梵字碑は本島だけではなく
多良間島や粟国島でも確認されています。

古堅さんは1年前に粟国島で梵字碑に出会い
当初は刻まれた文字の意味も分かりませんでしたが
調べを進めるうちに、
梵字は一文字ごとに仏や真言を表していることがわかり
街中の文化財として興味を持ったという事です。

古堅さんは
「普段、何気なく歩く石碑の歴史や
文化を感じるきっかけにしてほしい。
およそ300年前に建立されたと伝えられる物もあり
街を散策しながら歴史が深い梵字碑に
目を向けてもらえたら」
と話していました。

写真集「梵字碑」は
県内各地にある梵字33点の写真と
解説文が収録されていて100冊限定で
税込み1000円となっています。

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