南米と沖縄の子ども達が交流 世界のウチナーンチュの日特別講座

2018年11月6日(火)

担当は宮城葉子さんです。

琉球新報の記事から紹介します。

10月30日は「世界のウチナーンチュの日」。
特別企画としてペルー、ブラジルと沖縄を
インターネットでつないで子どもたちが交流する出前講座が、
沖縄市のコザ小学校で行われ、交流を楽しみました。

「レッツスタディーウチナーネットワーク出前講座」と題して
県、沖縄市が主催し、
講座では「さどやん」こと佐渡山安博さんが沖縄移民の歴史や、
終戦直後に海外県系人から多くの支援物資が寄せられたことなどを
紙芝居で説明しました。
また、児童の父親で、ペルー出身の県系人・屋比久カルロスさん、
ブラジル出身のドス・サントス・エドアルド・クリマシオさんが
母国について説明しました。

屋比久さんは空手に励んでいることにも触れて
「沖縄とペルー、どちらの文化も誇りで、大切にしている」と語りました。
FC琉球でコーチを務めるドスさんは鮮やかなボールさばきを披露し、
子どもたちは大きな歓声を上げました。

コザ小の児童が「お菓子は何が好き?」
「学校には何を持っていくの?」などと質問すると、
現地の子どもたちはカメラに向けてかばんを開き、中を公開。
子どもたちは「同じだ」などと盛り上がり、
質問した4年の児童は「自分と同じで、案外普通だった」と話し、
交流を喜びました。
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